このところワインにハマっていて、
前から好きだったけど、
もっと味や産地や生産年に興味を持つようになりました。
それで、わかったことがひとつ!
「ワインとは、降った雨をブドウが吸い上げて、
人間が個性を持たせたもの」
ぶどうを媒介とした雨を飲んでるのではないかということ。
降った雨が、そこの土地に濾過されて、
それをぶどうが吸い上げて、
気候や育て方によって味わいが変わる。
(品種はおいといて)
おいしいワインを飲むと、
それが感覚的にわかってしまった。
もっといえば野菜や肉だってそうなのかもしれないけど、
ワインの方がより、そんな感じがする。
雨を原料として実をならせたぶどうに、
とんでもない量の
人がかける世話と愛情と苦労と時間があわさって、
「ワイン」。
ワインに対する興味は、
マニアックで、感覚も知識も必要なので高尚な感じさえもするけど、
おいしいものを求める気持ちからこんなに発達したと思うと
人間って多趣味!欲望はんぱない!って尊敬のような気持ちさえします。
想像ですが、そこにはピュアな気持ちから発生した文化な感じがするので。
そういうところって人間のすばらしいところのひとつだよなあ〜と。
でも、人間が作れるものなんて本当は一つもなくて、
雨や土、ぶどうの木がないと何一つ生まれない。
だから、「大地の恵み」ってよくいうんだ〜と
実感を伴って理解しました。